低血圧と貧血との関係

血圧測定器

朝の弱い人を低血圧や貧血と見なすことが多いので、この2つは同時に起きているように勘違いされやすいです。
しかし全く関係のないもので、貧血とは酸素の供給を行う赤血球やヘモグロビンが減ったことで体の中で酸欠状態に陥っているのが原因です。
脳が酸素不足になるとめまいや頭痛などの症状が現れます。

一方、低血圧では血液中の赤血球やヘモグロビンの量は正常です。
これらを送り出す心臓のポンプ機能が弱かったり、末梢血管が緩んで血圧を維持できなかったりして引き起こされます。
これによって脳に酸素が届かないので貧血に似た症状が出ます。
低血圧か貧血なのかは血液検査をすれば簡単に分かります。
採血検査でヘモグロビンを測定しますが、女性の場合は慢性的な出血が原因の可能性もあります。
女性は毎日月経で出血を繰り返しており、その量は骨髄から作られる血液より多くなると少しずつ貧血が進みます。

他にも胃潰瘍や腸のポリープ、不正性器出血など血液の病気以外によっても引き起こされます。
低血圧とは一般的に心臓が収縮して全身に送られる血液が動で押し出された時に血管壁にかかる圧力が100~110mmHg以下で、心臓が拡張して戻ってきた血液を溜め込む時に血管壁にかかる圧力が60mmHg以下を指します。
はっきりとした原因が分からないことが多いですが、立ち上がった時にめまいがあるのは、起立性低血圧症と言います。
貧血ではなく血圧が低い人の立ちくらみはこれが原因で、薬物療法よりも睡眠をしっかりとり規則正しい生活を送ることで改善されます。
また朝が辛くて起きられない人は、急に立ち上がらないでベッドにしばらくの間座って、血液が全身を巡りだしてから行動を開始します。

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